非常勤は看護師にとってメリットの多い魅力的な働き方

働く時間を柔軟に調整できる「非常勤看護師」の魅力を紹介

意外とアリ!非常勤看護師

実はメリットが多い!

実はメリットが多い!

非常勤は常勤に比べると不安定さが目立ちデメリットが多いように感じますがそれだけではありません。ここでは非常勤として働くメリットについてまとめていきます。

期間は延長できる

非常勤は労働期間の期限が設けられていることが多いのですが、任期が満了になっても延長したり、新たに雇用契約を結んだりして引き続きそのまま働くことも可能です。延長しないところもありますが想定しているよりも長く働くことができるため、「有期雇用=デメリット」とはなりません。

収入の不安定さはデメリットではない

非常勤のデメリットとしてよく挙げられるのが収入の不安定さです。働いた時間がそのまま収入となる時給もしくは日給制のため、休日が多くなれば収入も減ってしまいます。しかし、視点を変えると時給や日給制はデメリットではなくメリットにもなります。
常勤は月給制なので毎月安定した収入が得られ、その上ボーナスも支給されますが、その分残業や休日出勤になることもありますし、一定以上の仕事を義務づけられている場合もあります。それに対して非常勤は勤務時間を超過して残業になることはありません。決められている時間分をしっかり働けば十分なのです。そのため、就業後の計画も立てやすくプライベートとの両立もそれほど難しくありません。また、働いた時間がそのまま収入となるため、全体像が把握しやすいというメリットもあります。しっかりと時間を調整すれば掛け持ちが可能で安定した収入につなげていくこともできます。それに、掛け持ちすることでどこかひとつの職場で雇用契約が途切れたとしても雇用契約が続いている職場もあるため、職を失って困るようなこともありません。

常勤のメリットはデメリットにもなる

「常勤は安定している」といわれますが、実はメリットがデメリットになることもあります。常勤は定年するまで働くことができ、いきなり職を失う心配はほとんどありません。しかし、ひとつの職場でずっと働くということは周囲の人たちとの関係性が非常に重要になってきます。良好な関係を築ければ常勤で働くことに大きなメリットを見出せますが、人間関係に不満がある場合はその職場で働き続けることが難しくなるでしょう。
看護師の場合、同僚との相性がとても重要です。人間関係が良好であれば連携体制も万全なのでスムーズに仕事を進めていけますが、職場で孤立するなど人間関係の構築に失敗してしまうと精神的に追い詰められ仕事そのものが嫌になってしまいます。
しかし、非常勤は勤務時間が短く日数も常勤に比べるとそれほど多くありません。人間関係の構築に失敗したとしても関わる頻度が少ないのでそれほど大きなダメージは受けないでしょう。柔軟に職場を変えることもできるので精神的に追い詰められる前に違う職場に転職することも可能です。複雑な人間関係に縛られることなく、自分のペースで働くことができるのは非常勤の大きな魅力です。明るく前向きに仕事に打ち込めるでしょう。